MUSES02

火曜日に仕事から帰って少しすると、宅配便がきた。
うお、頼んでいたオペアンプが届いた。
MUSES02とその他諸々。

早速MUSES02を PRODIGY CUBEに取り付け。
いきなりトラブル、音が出ない！
Windowsの設定を見ても問題なし。オペアンプは取り付ける方向が決まっていて、間違った方向に付けるとオペアンプが破損することもある。取り付け方向間違ったかな、と思ってもう一度確認したけど、取り付け方向間違ってない・・・うーん、最初から壊れたオペアンプがきたのかな。
さっきまで付いていたオペアンプのLME49720を戻してみると、あら、音が鳴った。
ってことは、やっぱりMUSES02が不良？
PRODIGY CUBEでもMUSES02が稼働することを確認してから買ったので、電圧が不足しているとかそういうことじゃないしなぁ・・・
電子回路系には全く詳しくないので、途方に暮れていると、どこかのブログで、MUSES02の足の部分が相当柔らかいと書いてあって、確かに取り付けるときも、柔らかくて驚いた。でだ、あまりにも柔らかいので、ソケットにちゃんと刺さっていないかもしれない。
そう考えて、MUSES02の足を少し外側に曲げてソケットに対して少し突っ張るように調整してみた。で、押し込んで、またPCと繋いでみると、音出た！
で、肝心の音はというと・・・
エージング全くしていない状態では、高音域がきつくて、特に女性ボーカルのサ行が突き刺さるように聞こえてちと辛い。
解像も分離も低音もどれも申し分なし。
高音域のきつさも2時間程度エージングしたらだいぶ落ち着いた。(完全に気にならなくなったのは2日経過後ぐらい。耳が慣れたのかも)
しかぁし、LME49720が500円くらいで売られていて、MUSES02は3400円。
価格差ほどの音の差があるかと言われれば、無いような・・・あるような・・・
かといってLME49720に戻そうとも思わないけど。
LME49720に比べると、高音域がすっきりしていて伸びやかで、あと音の立ち上がりが早くなった。LME49720はなぜか音の立ち上がりが遅くて全体的にもっさりしている感じなのが不満だったけど、それが解消された。
MUSES02は、音楽のジャンルでは全般的にうまく鳴ると思うけど、クラシック(特に演奏を録音してある系)がきれいに鳴ります。
ビル・エヴァンスの「Waltz for Debby」に入っている、My Foolish Heartとかほんとにきれいに聞こえる。My Foolish Heartはライブ演奏を録音したものだけど、観客の声とか拍手とか咳払いとか息づかいも録音されていてそういう音がはっきり聞こえる。観客の拍手がリアルなのには驚いた。
ポップとかロックはちょっと苦手みたい。生音系が得意で電子系の楽器が苦手なのかなとか思ったけど、川井憲次の音楽はきれいに鳴ってた。
あと、前回、トランペットの音が突き刺さる！って騒いでた、ルパン三世 ’80っていう曲も、やっぱり突き刺さり気味ではあるけれど、高音の抜けとキレが良くなっているので気持ちよく聴けていい感じです。
で、でも、これが3400円かぁぁぁぁ
一緒に買ったオペアンプはこんな感じ。
NJM2114DD:￥100
NJM4580DD:￥50
OPA2277:￥300
NJM5532DD:￥100
LME49860NA:￥300
LM4562NA:￥250
またいろいろ付け替えてみよう。