PoweShotNの撮影モードについて

PoweShotNの撮影モードについて解説したいと思います。

マルチボーダージャケットつけてみました。
これつけると、シャッターリングとズームリングの下側部分が使いにくくなるのであまり好きではないんですが、とある人に見せたところ好評だったのでしばらくつけてみようと思います。
あと、ちょっと「座り」が悪くなるような感じがするんですけど気のせいでしょうか。

PoweShotNの撮影モード

PoweShotNの撮影モードにはほとんど自由度がないです、純粋に撮影に関わる撮影モードは以下の通り。

  • オート
  • プログラムAE
  • 魚眼風
  • ジオラマ風
  • トイカメラ風
  • ソフトフォーカス
  • モノクロ

それぞれの特徴を見ていきましょう。

オート

ほとんどカメラ任せのオート。ただ、絞りやシャッタースピードをお任せするオートだけではなく、撮影しようとしているシーンが「人を撮そうとしているのか」「逆光なのか」「夜なのか」「被写体が動いているのか」のうちどの組み合わせになっているのかをカメラが判断して一番良い撮影設定を自動でやってくれる、シーン別お任せオート機能といった感じ。
カメラのことがよくわからない人だったら、これで撮っておけばとりあえず文句ない写真が撮れるでしょ、っていう感じですかね。
一応説明書には、「思った通りに撮れないことがあります」って注意書きが書いてありますが。
ここまでいろいろやってくれると、人為的な失敗はなさそうですが、あんまりおもしろみがないって言うかなんていうかなので、あんまり使ってないです。

プログラムAE

プログラムっていう単語が入っているので、いろいろといじれるかのように感じてしまうんですが、ちょっとは自分の「色」を入れることができる程度のオートと言った方がいいかんじです。基本的にAvをいじることができないという、一眼レフから見ると最もいじりたいであろうパラメータがいじることができない程度です。
んじゃ、何が人為的に制御できるんじゃい、というと、下の部分がいじれます。

  • 露光方法(評価測光・中央部重点平均測光・スポット測光から選択可能)
  • 露出補正(1/3段ずつ±2段まで補正可能)
  • ISO感度(オート・80~6400)
  • ホワイトバランス
  • ドライブモード(連続撮影機能を使うかどうか)
  • ストロボ発光(自動・強制・しない)

最も自由度が高い「プログラムAE」ですらこれなので、PowerShotNはほとんど、カメラにお任せして撮影するのが正しいあり方といえるかもしれません。
てか、カメラに任せる気が全くない人が買っても、クリエイティブモードを許容できるとは思えないので、カメラに信頼を預けて撮影する気持ちがないと結構辛いかも。
まぁ、そういう方は一眼レフバリバリだと思うので・・・

ただ、「DIGIC5」を搭載しているので、滅多なことでは外さない撮影ができると思います。動作もきびきびしているので、基本お任せで大丈夫です。不満に思ったことはないです。

魚眼風

魚眼風に撮れる。ただ、それだけ。取り立ててすげー機能でも何でも無いです。
普通。

ジオラマ風

一眼レフだと、アオリレンズを使わないと撮影できない、中心ラインだけがやたらくっきりしていて他はボケボケという実物がミニチュアっぽく撮影できる写真が簡単に撮れるという機能です。
実用性があるのか、ちょい疑問。
それっぽい写真を撮るには、ちょっと俯瞰するような構図でかなり引きで撮る必要があり、できれば三脚が必要という、結構シビアな条件が求められると思うので使う場面があるのかな。

トイカメラ風

彩度が薄くなり、写真の四隅がケラレて、ちょっとピンが甘くなると言う、トイカメラ風の写真が撮れるというそのまんまの機能です。
Instagram大好きっ子には多用が期待できそうな感じですが、クリエイティブモードを使うと結構な確率でトイカメラ風の写真が1枚ぶっ込んで来るので、取り立ててこのモードだけを選択して使うことはないかもしれない・・・
ただ、女子カメラ的なカメラ女子(トートロジー)なあなたにはぴったりのモードだと思います。

ソフトフォーカス

ぼんやり撮れる。以上

モノクロ

モノクロで撮れます。以上

つまり

難しいことは考えないでカメラに任せて楽しく写真を撮ろうぜ!というのがPowerShotNの基本コンセプトだと思います。
その中で楽しい写真が撮れたら、Wi-Fiを利用してスマホに速攻転送してソーシャルネットワークにアップしてみんなで写真を楽しもう!というのが正しい使い方なんだろうなぁ

ちなみに

各モードの選択画面はこんな感じだよ。