「さよならタマちゃん」を読みました。

何処かのブログで紹介されていて、良い漫画だということで、吉祥寺の本屋に寄ってみたときに案外あっさり見つかったので、買ってみました。

主人公は、著者の「武田一義」さんで、その武田さんが「精巣腫瘍(ガン)」になったとき(肺に転移していたそうです)の闘病記(ほぼ入院場面が書かれてます)です。
ちなみに武田さんは漫画家のアシスタントさんをされています。

絵や内容病気についてのなどが丁寧に書かれていて、非常に読みやすい本でした。
しかも、所々で泣かせる場面もあり、通勤電車で読んでましたが、途中で何度かうるっときてしまいました。

この漫画に出てくる登場人物です。
上の左から3人目が奥さんです。
この奥さんが、味がある人で、しかも理解のある人で人間的に素晴らしい方で、本当にすげー人だって思いました。

あと、入院生活にありがちな人間模様なんかもきちんと描かれていて、そこも面白かったです。

病気になる人、ならない人、そこは運命。
その運命を生かして、漫画家のアシスタントさんから、独立できるといいなって、思いました。

1巻完結なので、多くの人に読んでもらいたい漫画です。

ちなみに、自分も6年ほど前に、尿膜管遺残という病気になり1週間でしたが入院したので、そのときのことを思い出しました。
そのときは後遺症もなかったし、1週間で自宅療養(これは2週間くらい)に移行できたので、ラッキーだったので、武田さんの比ではないんですけれどね……