WordPressでパーマリンクを設定するときの注意点


パーマリンク

パーマリンクとはなんぞや

WordPressを最初に設定するときに、避けては通れない、パーマリンクです。
パーマリンクのパーマとは、変わらないとか固定されたとかそんな意味を持つ単語です。
permanentの省略形だとは思うんですが、詳しくは知らないっす。

なんで、わざわざリンクのことをパーマネントであると宣言しているかというと、Wordpressはphpで動的に生成されたhtmlをブラウザに表示させます。
クライアントであるブラウザは、サーバにページを要求すると、Wordpressで稼働しているサーバのデータベースからphpのコードを使って、htmlをその場限りで作成して、ブラウザに返すという仕組みでページ表示を実現しています。
いわゆる、動的なhtml生成システムの上に成り立っているわけです。
動的なhtml作成となると、動的に作成されたページのURLも動的に変化するのが通常ですが、これだと困る点があります。
リンクが一切ページに対して張れなくなります。

それを回避するため、1ページ1URL(ちょっと語弊がありますが)の関係性を静的に保っているのが、パーマリンクです。
動的にコロコロ変わってしまうリンクではなく、パーマネントな、永久性を持ったURLを構築しているわけです。

パーマリンクはどうすればいいの?

これが結構深い問題でして、基本、デフォルトのパーマリンクはSEO上良くないとされています。
詳しくはわからないのですが、「?」の部分が、動的リンクを思わせるために、リンクの価値が低くなるみたいなことが書かれているブログを見かけたことがあります。

一般的に推奨されているのは、「ドメイン」-「カテゴリ」-「記事No」という形式のパーマリンクです。
カテゴリによってある程度URLがパンクズのようになっているため、SEO的に良いんだとか。
自分もこの形式なんですが、これには落とし穴があります。
カテゴリを変更するとURLも変わってしまう、という大問題です。
URLが変わると、リンクが切れますし、それまでそのURLに対して培ってきた、信頼が一から見直されることになります。
つまり、Googleのインデックス登録が一からやり直しになる訳です。

前に1度、カテゴリが増えてきたので、階層化したことがあったのですが、それにより、Googleのインデックスが激減してしまうという悲劇に見舞われました。
すぐに元に戻したので事なきを得たのですが、パーマリンクにカテゴリーを含む場合、カテゴリーの変更は致命的になります。
どうしても記事のグルーピングをどうにかしたい場合は、カテゴリーを新設して、追加する形にするか、タグを使って何とかするしかありません。
カテゴリーは運用していくうちに増えたり整理したくなったりするので、困りものです…

他にも、投稿名をそのままパーマリンクにするという方式もありますが、日本語タイトルだとブラウザ上では、ヘンな記号の羅列になってしまう&やたらと長いURLになってしまう、とあんまり良いこと無しなので、英語のタイトルしかつけねーよ!という人しかオススメできません。

あとは、URLをその場でアルファベットのものを付けるという方法もあるのですが、記事を書く度にURLを考えねばなりませんし、過去記事と被ってもダメなわけで結構難儀しそうであります。

ここまで書いてあれなんですが、一番良いパーマリンクって何なんでしょうかね。

思い切って、リダイレクト設定してすべてのURLの改造に着手することも考えたんですが、結局何が良いのか分からないので諦めました…トホホ。