子供の頃に見てトラウマになった3つのホラー映画


電車
※ホラーな写真をアップしたかったのですが、ほのぼのとしたものばかりで、ホラーな写真がありませんでした…流血してたり、変な人に追いかけ回されたりしているときに、のんきに写真なんか撮れないしね…

子供の時にホラー映画見ちゃうことってありますよね

なぜだか分からないけれど、子供の時にホラー映画を見てしまうことってありますよね。
昔は、夜9時頃の映画番組でも普通にスプラッタ系のホラー流していて、怖い物見たさで見てしまい後悔…みたいなことがありました。

今日は、自分が小学生の時に見てしまい、トラウマになったホラー映画を3つご紹介です。
※著作権の関係で、写真は無いです。

遊星からの物体X

まず初めは、「遊星からの物体X」です。
この作品を見たのは、小学3年生ぐらいの時だったと思います。
たまたま遊びに行っていた、I君の家で、I君の兄さん(2人ぐらいいたような…)が、突然コワイ映画があるから見よう!という話になり、それほど予備知識も無いまま見ました。
結果トラウマに。

終わったのが午後5時ぐらいで、帰宅時間だったのですが、冬だったため5時でも真っ暗で恐ろしくて家まで走って帰りました。それくらいビビりまくりました。

特に印象的だったのは、ノリスという登場人物が、「それ」に乗り移られて、正体を現すとき。
ノリスが心臓発作を起こして、医者が心臓マッサージを行うのですが、心臓マッサージを行っているときに、ノリスの腹部がパッカリ開いて、巨大な口が出現。医師は勢い余って口の中に腕を入れてしまい、腕を噛みちぎられるという恐ろしい展開。
ここだけが何故か頭にこびりついて離れませんでした。

その後、大学院生の時に、この映画のDVDを発見し、もう大人になったから大丈夫だろうと思って観ました。
大変驚きました。
何故って、この時代、CGは一切使えないのに、これだけのSFXができるのか!というのに驚愕しました。
ロブ・ボッティンの特殊メイキャップが冴えに冴えてます。
「こんなシーンがCG使わずに撮れるのか!」と思えるようなシーン連発です。

DVDを買ってからは特にコワイと思わず、SFXのすごさに感心するために何度も見返しています。

ただ、カーペンターの構成と脚本はなんとかならんもんでしょうか…
無理矢理な展開やら、意味の分からんシーンがいろいろあって、そこが残念。
直接関係ないんですが、カーペンターの「ゼイリブ」で主人公2人組が5分間ほど何も台詞も無く殴り合うシーンがあるのですが、意味分かりませんでした…カーペンターってたまにこうなっちゃうので、残念無念。

この作品、実は前日談がありまして、映画の最初の方で、ノルウェーの南極調査隊がアメリカの南極調査隊の基地に「それに乗り移られた犬」を追ってやってくるシーンがあるのですが、そのノルウェーの南極調査隊に起きた悲劇を描いたのが「遊星からの物体X ファーストコンタクト」なのですが、こちらは最近作られた映画のため、所々CGが使われており、ちょっと残念な仕上がりになっています。

できれば前作と同じようにCG無しで挑んで欲しかった…

ザ・フライ(クローネンバーグ版)


これは、小学生の時に、親戚一同で旅行に出かけたときに、何故か旅行先の旅館で土曜洋画劇場みたいなので放映されており観てしまいました。
特に恐ろしいシーン連発というわけではないのですが、最後の、ブランドルフライが、人間の形からハエに変体するシーンがむちゃくちゃ怖かったです。
人間の皮やらがべろべろ剥がれて、目玉がぼろっと取れて、人間とハエのハイブリッド生物が出現するんです。
そのシーンに驚愕し、トラウマになりました。
せっかくの旅行が台無しです。
寝ても覚めてもそのシーンが繰り返し再現されるという悪夢に…

あのシーンも、特殊メイキャップをつとめた、クリス・ウェイラスの技量が冴えに冴えてます。

そのクリス・ウェイラスですが、「ザ・フライ2」では、監督を務めてますが、ぱっとしませんでしたね…

「ザ・フライ」は、人間から、人間ハエハイブリッド生物に変体するシーンだけでも観る価値ありです。

バタリアン

これは、小学6年生の時に金曜ロードショーで見た記憶があります。
もうね、ザ・ホラー映画という感じの作品です。
ダン・オバノンが監督務めているので、観る価値ありです。
この映画、途中で出てくる、「タールマン」「オバンバ」といったゾンビもコワイですし、SFXも凄いんですが、この映画でトラウマになったのは、意外なシーンでした。

バタリアンが町中に溢れる原因になった、あるきっかけを作ってしまった男性二人のうち1名が、自分もゾンビになってしまう可能性を知ってしまいます。ゾンビになると、理性が無くなってしまい、苦痛から逃れるために、生きている人間の「脳」を食べないとやっていられない体質になってしまいます。そのことを知ったこの男性、自分もそうなってはならないと、自ら焼却炉の中に入り死ぬという手段を選びます。そのときに、結婚指輪をそっと外し、キスをして、焼却炉に入る寸前に、焼却炉のレバーに結婚指輪をそっとかけるのです。
このシーン、全く恐ろしいシーンでは無いんですが、トラウマになりましたです。

そのとき、確かゲームボーイが発売されたばかりで、スーパーマリオランドをやりつつ録画した「バタリアン」を観ていたせいで、スーパーマリオランドの音楽聴くと、何故か、焼却炉に自ら入っていく男性の悲しいシーンがフラッシュバックするようになり、スーパーマリオランドが何故か悲しいゲームかのように記憶がすり替わってしまっております…余談ですが…

バタリアンは、オリジナル以降の2からはなんかコメディ志向が強くなっていったのであんまり好きじゃ無いっす。

最近ホラー映画ってテレビじゃやらないですね

最近のテレビのレーティングでは、ホラー映画って流せないんでしょうかね。
夜9時って、小学生の時の自分は寝る時間だったので、金曜ロードショーとか滅多なことがないと見れなかったんですが、最近の小学生はこの時間ぐらいまで平気で起きているので流せないとかなんでしょうかね。
※上に上げたホラー映画は、たまたま見てしまった系で、小学生の時に金曜ロードショーなんてみたことありませんでした。ジブリ作品が放映されるときは、ビデオ録画とかでしたね…

あー、気持ち悪いホラー映画じゃ無くて、純粋に怖いホラー映画が見てみたい今日この頃です。