Adobe Lightroom を写真を専門にしない人にもオススメしたい3つの理由


Lightroom画面

Adobeの「Lightroom」というソフトをご存じでしょうか。
Adobeは「Photoshop」の方が有名ですが、自分はPhotoshopよりも、Lightroomを多用しております。
写真のワークフローはほぼ、このソフト1つで済ませているぐらい信頼して使っております。

え、Lightroomって、Adobeのソフトだよね、あそこのソフトってみんなプロが使うものじゃないの?自分は写真のプロでも何でも無いし、オーバースペックで必要ないと思うんだけれど…
と言う方もいらっしゃるかもしれません。
いやいや!そんなにデジカメに詳しくない、でもデジカメでたくさん写真を撮っているという方に是非是非オススメしたいソフトなんです。
オススメポイントを3つに絞って説明いたしやす。

異なるカメラで撮影した写真を一元管理できる

デジカメを購入すると、各デジカメメーカーの提供する写真管理・現像ソフトがバンドルされてくることがほとんどです。
たった一社のカメラしか使い続けないのであれば、使うソフトもそのメーカー謹製のソフトで十分でしょう。
しかし、様々なメーカーのデジカメを購入するようになると、A社のデジカメの画像は、A社のソフトで確認して、B社のデジカメ画像は、B社のソフトで確認して、としているととても面倒で煩雑です。
Lightroomを使えば、A社のデジカメ画像であろうが、B社のデジカメ画像であろうが、すべて1つのソフトで完結できます。
jpeg画像は当たり前ですが、RAW画像も各社のカメラのものに対応しており、RAW画像もなんら気にすることなくプレビューし、加工し、現像することができます。

しかも、写真に埋め込まれたExif情報を利用しての検索や、キーワードを付けたりもできるので、写真の整理も簡単に行うことができます。

今後いろいろなカメラを買いそうだな、という人、もうすでにいろいろなカメラを購入している人には是非お勧めしたいです。

変わらぬ操作体系で利用できる

Lightroomは、仮にアップグレードしてもそれほど大きな操作体系の変更が入りません。
今まで、Lightroomを3→4→5と利用してきましたが、若干のツール位置の違いや、機能の追加、表現の変更などがあって、新しく覚えたり、認識を変える必要性に迫られてこともありましたが、すぐに慣れることができました。
A社やB社のソフトを行ったり来たりして利用方法を覚えるより、よっぽど効率的な利用方法だと思います。
しかも、やりたいことをどうすれば実現できるかがが画面配置で大体分かるようになっているので、とても便利です。

最初は取っつきにくい部分もありますが、解説本を1冊買ってくれば大体使えるようになり、かつその後のアップグレードに対しても、1度機能の意味が分かってしまえばついていくことができるので、1つのソフトを使い続けた方が利点が多いと思います。

写真の枚数が多くてもきびきび動く

現在、自分は、426GB、5万枚の写真をLightroomで扱っていますが、ちょっといろいろと工夫することにより、きびきびとしたレスポンスを保ったまま利用することができています。
ストレスを感じたことはないです。(Corei7で16GBのメモリを使っているというのもあるとは思いますが…)
Lightroomは写真のグループを扱う単位として、「カタログ」というものがあり、カタログ単位の写真枚数をある程度押さえ、複数のカタログを切り替えて利用することで、負荷を分散させるという方法があります。
しかし、自分は上記の写真を1つのカタログで利用していますが、遅さを感じたことはありません。
これはいろいろな写真をたくさん撮る人には嬉しい性能だと思います。

他にもLightroomの良い点はいくつもあるのですが、あえて3点に絞ってあげてみました。

値段は少々お高めですが(現時点で、パッケージ版が1.6万、アップグレード版が9,600円)購入しておいて損はないソフトです。
ちなみに、毎月1,000円ずつ支払うことで、PhotoshopCCと一緒になったセットをずっと使い続けられるという販売方法も行っているので、Photoshopの購入を検討していた人は、そちらのプランを考えてみるのも手ですね。

ちなみに、Lightroomは、普通の写真現像を行う分には必要最低限の機能を有しているので、自分はPhotoshopは使わないですね…