RX100M2の全画素超解像ズームを試す!

風景

コンデジでも凄いズームができる!

コンデジでもRAWばかりで撮影していましたが、先日撮影したものをコンビニですぐにプリントしたいというニーズがあったので、JPEGで撮影してきました。

RAWは、撮影した後、PCに取り込んでの現像の幅が広がりますが、カメラ内での多彩な表現(お任せオート)などに制約がかかります。
全画素超解像ズームという機能もその1つです。

全画素超解像ズームとは、通常の光学ズーム(3.6倍)を越えて、7.2倍(光学ズームの2倍)までテレ端を延ばす機能です。それに加えて、デジタルズーム機能を加えると最大14倍(ファイン撮影の時)までズームを延ばすことができます。

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あんまり期待していなかった機能

このズーム域をデジタル的に延ばす技術って、あんまり信頼していないというか、期待していないところがありまして、所詮はデジタルで補完しているだけだろ。というなんか、不審めいた気持ちが。

ただ、せっかくJPEGで撮影するんだし、別に何か失うわけじゃないし。
ということで、全画素超解像ズーム+デジタルズーム機能を試してみました!

撮影箇所

近所を散歩中、ワイド端で空を撮影してみました。
そして、赤線の中を最大で拡大してみます。
14倍ズームです。
(雲が移動しているので、完璧に同じ感じではないんですが…)

ズーム

ズーム画像がこれ。
わお!ほとんど劣化していない!
撮影中液晶画面で画像を見ていると、超荒くて、「これは使えない」と思いましたが。
液晶画面のライブビューってリアルタイムで全画素超解像ズームがかかっていない、生のJPEG画像が見えていただけのようで、撮影結果を見てみたら、この通りきちんと取れていました。

光学3.6倍を伸ばしに延ばして14倍で撮ってもここまで綺麗に撮影できるのはちょっと驚きました。
雲のディテールなんかもそこそこ残っている感じで、きちんと立体感が出ています。
輪郭付近のギザギザもかなり押さえられていて、光学ズームしたときの感じはやはり若干失われていますが、ここまでデジタル補完できているのは、凄いと思います。

たまにJPEGで撮影してみるのも良いものですねー

RX100M3でましたねー

M2を買ってから、比較的早くRX100M3が出たことに驚いていますが、光学系が別物になっているため、これはこれ、あれはあれ、みたいな気持ちでそれほど「やられた感」はありませんでした。
値段も結構高いし…

今まで通りM2を愛用していきたいと思いますw(負け惜しみ?)

今後M2の値段が落ちてくる可能性もありますので、M2狙っていた方はちょっと待ってみるのも良いかもしれないですねー