PILOTの万年筆「カスタム ヘリテイジ92」を買いました


外箱

念願の万年筆購入

万年筆を全く持っていなかったというわけでは無く、以前PILOTのカクノを購入してからと言うもの、本格的な万年筆にも興味を持ち、「他の万年筆も欲しいなぁ」という気持ちと、「あまり出番は無いだろうから買っても勿体ないかなぁ」という気持ちが錯綜しておりました。
そんな気持ちが半年ほど続いておりましたが、冬のボーナスの使い途が見つからなかったこともあり、思い切って買ってしまいました。PILOTのカスタム ヘリテイジ92です。
いかにも万年筆っぽくない外見に魅了されました。万年筆っていうと、黒の硬質そうなイメージのものが多いんですが(それなりに高くなると)、こちらは、全体がスケルトンでできており、一見するとあまり高くなさそうなんですが、そこが逆にポイントが高かったです。自分の中では。
Amazonで注文したらすぐに届いたので、早速開封をば。

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箱から

外箱

内箱外箱と内箱です。そこそこの値段の万年筆になると、こんな風に梱包されているんですね。そこそこ高い万年筆なんて購入したこと無いので知りませんでした。

開けてみる

箱に入っているところ

箱に入っているところ内箱を開けてみると、ビニールに包まれたカスタムヘリテイジ92と説明書と保証書が入っていました。

早速外見を見てみる

カスタムヘリテイジ92

カスタムヘリテイジ92カスタムヘリテイジ92はスクリュー式のインキタンクが内蔵されているタイプの万年筆です。万年筆の後ろにある尾栓を回すことでタンクの中にインキを吸い上げることができるようになっています。インキカートリッジやコンバーターは不要です。

透明だと万年筆としては、あまり高級感が無いような気もするんですが、自分は逆にこの気取らない感じが好きですね。

カスタムヘリテイジ92

カスタムヘリテイジ92ニブペン先部分。万年筆初心者なので、ペン先の太さはとりあえず「F」を選びました。写真を撮るときに使っている、ペンを斜めにしているプラスチックの部品は、コンセントに埃が入るのを防止するキャップですw
ちょっと斜めにして写真を撮りたくて、いろいろと探していたら、丁度いい感じのものが見つかりました。
ペン先も模様が入って良い感じです。ちなみに、ペン先は「14K」だそうで。

ペン先の太さについては、「F」にするか、「FM」にするか迷いましたが、万円筆初心者には「F」がオススメと、PILOTのページにも書いてあったので、助言通り「F」にしました。慣れてきたら、もう少し太めの万年筆を買っても良いかもしれない。

ちなみに、カクノも「F」を使っているので、「F」の書き味は大体分かっているつもりです。
もちろん、ペン先の材質が、カスタムヘリテイジ92とカクノでは全く違うので、書き味も若干異なることは承知していましたが、大体似たようなものになるだろうと思ってのこと。
大幅に違うことは無いだろう…
用途も、メモ書きや日記などさささっと文字を残す場面で使うことが多いので、すこし細かく書けるペン先のほうが自分の用途からすると丁度良いんでは無いかと推測。

インクも買ったよ

インキ

インキインクはPILOTの「ブルーブラック」を選択。
iroshizuku<色彩雫>シリーズにも目を付けてはいたんですが、ぴったり好みの色が無かったのと、その中でも気に入っていた色のネットでの評判を見ると、裏抜け・裏移りが激しいとのことなので断念。どうやら、ノートや手帳向けのインクでは無い模様。
そのため、万年筆と言えば定番の、ブルーブラックにした次第です。
カクノでもブルーブラックのインキカートリッジを使っていて、PILOTのブルーブラックの風合いを知ってのことです。

ちなみに、Amazonで万年筆とインキあわせて、1.2万ちょいでした。
万年筆の中では安い方かもしれないですが、個人的に筆記具にこれほどのお金を使ったのが初めてなので、大切に使っていきたいと思います。

また、カスタムヘリテイジ92とカクノの書き比べレポートなんかしてみたいですね。

カスタムヘリテイジ92インクを入れてみました。撮影ボックスで撮影しなかったので、なんか風合いが変わってしまった…


※ちなみに、単なる透明のものだけで無く、ブラック・ブルー・オレンジの半透明のものもありますよー