VAIO Pro 11インチを巡る冒険ーソフトウェア編ー

自分は国産PCに対して、あるイメージを持ってまして……
それは、不必要なヘンなソフトがたくさんプリインストールされているっていうことなんです。

プリインストールソフトの問題点

プリインストールソフトの何がいやかって言うと、必要も無いのに無駄にストレージを奪っているというただその点にあります。
それが嫌なので、デスクトップPCはもうすべて自作でwindowsをクリーンインストールして使っています。
しかし、ノートPCの場合、自作という手段はかなり特殊過ぎて選択肢としてあんまりないので、どうしてもメーカー製PCを選ぶほか無いわけで。
前はLenovoのx61を使ってましたが、ユーティリティ系のソフトを除いてほとんど不必要なソフトは入っていませんでした。
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VAIO Pro 11インチはどうか

VAIO Pro 11インチにプリインストールされているソフトの一覧はこんな感じです。
昔のVAIO(VAIO505ノートの頃。12年くらい前かな…)に比べれば不要なソフトはそんなに入っていない感じです。
購入してきてひとしきり本体のセットアップが終わったら、不要なソフトをばっさりアンインストールすることにしました。
まず、体験版系のソフトは全部アンインストール。それと、使用期間限定ソフトもアンインストール。
セキュリティソフトは、Windows Defenderに任せることにします。
その辺のソフトをばっさり切ったら、後は必要なソフトをインストールするだけです。
自分がインストールしたソフトは以下の通り。
  • ATOK :言わずと知れた漢字変換ソフト、これもう15年以上使ってます。
  • Evernote :言葉はいらない。
  • Janetter :国産twitter用クライアントソフト。使いやすい。
  • Paint.net :画面ショット取得用したあとに使う。
  • bluewind :後述
  • Orchis :ランチャー
  • au Wi-fi接続ツール :PC1台までau Wi-fiに接続できるという契約しているので。
  • 動画のcodecパック :あると便利かな
  • Skydriveのデスクトップクライアント :自動同期便利です。デスクトップにも入れてお互いの情報をシームレスに交換できるようにしてます。スマホにも入れてます。
  • Lhaplus :圧縮解凍ソフト。

こんな感じです。

ブログの執筆は全部Evernoteでやってしまい、実際にBloggerに落とし込むのにはデスクトップで作業してます。その方が効率が良いので。
Evernoteのクライアントソフトは、文字入力窓で文字数もカウントできたりするので、何かを書くのにはこれ1つで今のところ不便な思いはしていないです。
そんな感じにソフトをインストールすると、SSDはこんな感じに。
ちなみに、windowsUpdateとVAIOUpdateを実行して、Updateプログラムは一通りインストール済みの状態です。

空き容量が65GBあるのでノートPCとしては十分だと思います。
SDカードスロットもあるのであと64~128GBぐらい拡張するのもそれほど苦じゃなさそうです。

bluewindについて

bluewindとは、コマンドライン型のランチャーです。
もう開発が中止されてしまってかなり経過しており、ネットに落ちているインストーラーを探すしかないという状況になっていますが、bluewindでググると作者の了承のもと再配布しているWebページが見つかるので、そこからダウンロードして使います。windowsXPまでを対象にしているソフトなためか、それ以降のwindowsで利用するにはかなり工夫が必要なので、いろいろ調べることをオススメします。

でもそこまでして使いたいランチャーなんですよ。
このソフトのおかげで、フォームポジションから指を離すことなく、各種プログラムやフォルダを開くことができるからです。
しかも、文字の自動補完機能があるので、画面ショットの例だとEvernoteを1度登録しておけば、bluewindを起動して、「e」と入力するだけで、bluewindが知っている「e」で始まる何かを一覧で表示してくれるので大変便利なのです。
自分は、普段単体では使わないCapsLockキーをホットキーにしており、「CapsLock」→「e」→「エンター」→Evernote起動!
という感じで使ってます。
いろんなアプリ、フォルダを登録できるので、よく使うものは登録しておくと良いと思います。会社のデスクトップでも使ってますし、できる限りフォームポジションから指を動かしたくないノートPC利用者には是非お勧めしたいです。

アプリケーション毎の日本語切り替えの問題

bluewindを使っていて気になったのですが、windows8ってOS単位で入力言語の切り替え?をしているようで、あるアプリで日本語(ATOKで日本語入力モード)にすると、他のアプリでも日本語入力モードになってしまうことがあるみたいなんですよね。bluewindを利用するときには必ず英語入力モードを利用するため、Evernoteで日本語入力しているときにbluewindを利用すると勝手に日本語入力モードになっていて困りました。
windows7の時まではこんなこと無く、入力言語はアプリケーション毎に管理されていたはずなんですよね…
で、windows8でもそういう設定にできないか調べてみたらできました。

まずタスクトレイに表示されている、言語のボタンをクリックして、「言語設定」を選択します。

つぎに出てきた画面から、「詳細設定」を選択。

そこで「アプリウィンドウごとに異なる入力方式を設定する」にチェックを入れ、「保存」ボタンをクリックすればOKです。

これで、アプリケーション毎に入力方式(入力言語)が変わるように設定できます。

なんかこの手の要望が多かったんでしょうかね。
ちょっとなぞのデフォルト設定でした。

あとびっくりしたこと

VAIOには「VAIOホームネットワークビデオプレーヤー」なるソフトが付属していて、テレビで録画した画像が同じワークグループ内に接続されているテレビであれば視聴できるっていうソフトがついているんですが、これ、「おそらくブラビアとかSONY」製品とかじゃないと見れないんだろ、ぐらいにしか考えていなかったんですね。
最近、家電製品によるメーカーの囲い込みが激しいじゃないですか。
だから、そんな機能の一環だと思っていたんですよ。
ところがどっこい、家のTOSHIBAのREGZA Z7で録画したテレビ番組が見れるじゃないですか。
ちょっと驚きでした。
これ、iPadでもできるようにならないのかな……っていうのはさておき、きちんと他社製品のテレビで録画した地デジも見れるんですね。
しかも、Z7で録画中でも、録画番組を見ていても、特に問題なく見れるので、テレビの奪い合いになるような家庭では結構使える機能なんじゃないんでしょうか。

でも、このソフトで動画を再生していると、かなりファンがウィンウィンいいだすので、ヘッドセットで動画を見た方が良いかもです。

特に夏場は……