中高大とずーっとこの「新明解国語辞典」を使ってきましたが、いつの間にか無くなってたので、新たに第七版を買ってきましたよ。
最近は文章を書くことも多く、果たしてこの単語の意味があっているのか、悩むこととかもあったりして、辞書の必要性は感じてはいたんですね。
そして、当初は電子辞書の方が良いのかなって思ってましたが、電子辞書って高いんですね……1つ2~3万もするんですね。
しかも、搭載されている辞書ってどの電子辞書も判を押したように「広辞苑」。
ん~広辞苑が嫌いなわけじゃないんですが、新明解が好きなんです。
新解さんがね。
ちゅーわけで、持ち運び用には、iPhoneの辞書アプリを使うとして、卓上用として新明解を買ってきました。かさばらないように、小型版。
限定で装丁が変わっている、色が白い新解さんもあったんですが、卓上でもじゃまにならないように小型版にしましたよ。
といっても、通常版とそんなに大きさ変わらないんですけれどね…
辞書についているつるつるしたビニールってどうしてます?
なんか感触が嫌いなので、取っちゃいました。
まぁ、使えば汚れる。
そういうものでしょ。辞書って。
ちょっと字は小さめですが、コンパクトで丁度良い感じです。
ただ、昔より意味内容の説明がマイルドになっている。
昔の版で、「恋愛」を調べると、
「特定の異性に特別の愛情をいだいて、二人だけで一緒にいたい、出来るなら合体したいという気持ちを持ちながら、それが、常にはかなえられないで、ひどく心を苦しめる。まれに、かなえられて歓喜する状態」
と、こう結構生々しい描写だったんですが、合体したい気持ちというのが削られて、二人でいたいとかそんな生ぬるい表現になってました。
ん~~~~~昔の生々しいというか、人間味あふるる新解さんが好きだったのになぁ
抗議でも来たんでしょうかね、「合体とは何事だ、恋愛とはもっとこう、清くて…」みたいな。
まぁ、適切な意味が出てくればそれで良いんですが、それでは、他の辞書とのアドバンテージがないやんけ!と思ってしまうのであります。
こう、昔のテイストで突き進んで欲しかった…ような気がします。
ちなみに、昔のテイストに惹かれた人として、赤瀬川源平さんがいます。
「新解さんの謎」という本もだしているので、新解さんに興味を持たれた方は是非読んでみてください。昔の新解さんテイストに震撼せよ!