今回サバゲに出て、いろいろと学ぶことがありました
今回のサバゲの参加目的は、ゲームを楽しむということもありましたが、基本的に今後のゲーム参加を見据えたときに、何が問題点でどのように克服したら良いかを洗い出すことでした。
15年ぶりにサバゲに参加してみて、いろいろと変わっていることもあって戸惑いましたが、得た戦訓を10個ほどまとめたので、忘れないように書き出しておこうと思います。
1.タクティカルベルトを利用する
今回、M4の多連装マガジン1つと、HK416用のノーマルマガジン2つという装備で戦闘に参加しました。
銃に1つマガジンが付いているので、二つの予備マガジンを持ってフィールドを移動することになるのですが、問題は予備マガジンのしまう場所。
マガジンが入るところが、戦闘用ズボンの太もも部分にあるポケットだけだったので、そこに入れていたのですが、取り出したりしまったりの動作がやりにくいっす。
それで焦ったエピソードをば。
黄色フラッグから攻めるゲームで、自分は右翼中央付近で敵チームの進撃を食い止めるという役回りを勝手にやっていました。OPSさんの地形は、黄色フラッグから全体的に上り坂になっていて、右翼中央は比較的中央から左翼付近の見通しがきくポジションとなっています。
そこから、敵っぽい気配を感じたらひたすら弾丸を撃ち込むという立ち回りをしていたのですが、多連装マガジンの給弾を前のゲームであまり使わなかったこともあり、弾は残っているだろうと高をくくって撃っていたら、丁度ゲームの半ばで弾切れ。
ちょっと焦った。
ノーマルマガジンが2つなので、残り段数164発。
焦りながら、ポケットから新しいマガジン取り出して、銃にセットし、空のマガジンをポケットに戻す。
これだけで1分くらいかかってしまいました。
ブッシュに隠れながらマグチェンジしていたので、特に危ない目には遭わなかったのですが、この後がやばかった。
右翼前方の味方が敵チームの防衛ラインを押し上げたらしく、攻めに転じているようなので、それに乗じて前進でもしようかと思っていると、なんと左翼から。
「左側が抜かれた!フラッグが危ない!」と大騒ぎになっているでは。
慌てて坂を下りてフラッグ付近まで降りてくると、フラッグすぐそばに1名。左翼ちょっと前進した位置で1名ほどが敵と撃ち合っている状態。
敵は気配からして3名くらい。
これはヤバイとフラッグ側に出て、ブッシュから前進してくる敵に断続的に射撃するもブッシュが厚くて弾が抜けない。
でも、敵も弾が飛んでくるので思い切った動きができてない模様。
小競り合いがしばらく続いていると、なんとノーマルマガジンの1つが弾切れ。
また慌ててマグチェンジしましたが、このときは敵弾の飛び交っている中でマグチェンジしたので生きた心地がしませんでした。
やっぱりマグチェンジに1分くらいかかる始末。
その後、動揺していたのか、少し射撃していたら、撃たれてしまいやられてしまいました。
ズボンのポケットにマガジン入れるのは危険かも…と思った次第。
みんなは、タクティカルベルトにマグポーチ付けて素早くマグチェンジしてました。
もしくは戦闘ベストの前にマガジンいっぱい取り付けてたり。
タクティカルベルトは必要ですね。できれば、ベルトキットが良さそうです…次に参加するときには欲しいっす。
2.サイレンサーは不要(野戦の場合)
HK416D DEVGRUカスタムにはサイレンサーが付いています。
サイレンサーとしての消音効果はあまり期待できないので、ほとんど装着せずにゲームしてましたが、1回くらいは付けてもいいべと参加してみました。
が、あんまり役に立たない…
何となく弾道が安定するようなしないような…
それくらいの程度です。
完全飾りとしてのアクセサリーですねん。
しかも、銃身が長くなるので、バリケードに隠れたときに、サイレンサーがバリケードから出ちゃって見つかりそうになったことがあったので、よっぽどで無ければ不要と判断しました。
好きな人は好きみたいで、結構みんな付けてましたが、結構派手に発砲音を響かせてましたねw
3.フォアグリップも不要(野戦の場合)
これも、HK416D DEVGRUカスタムにはデフォルトで付いてくるのですが、野戦向けの装備じゃ無い気がする…みんな結構取り付けてますけれど、狙いやすいんだろうか。
自分は昔の人間なのか、普通にライフルを構えるときに手の添え方に不満を感じない人間です。
実銃だと反動を押さえるためにグリップを付けるのは合理的だと思うのだけれど、エアガンの反動でぶれることはそれほどないし、仮にブレを完全に防いだところでエアガンの弾道自体遠距離ではある程度拡散してしまうものなので何処まで必要なのかが疑問です。
これも1回使って使い難かったので外してしまいました。
室内戦のようにずっと立っているような状態なら使えるかも。
4.サイドアームは基本的に不要
サイドアームとしてCZ75を持って行ったのですが、1発も発射せずに終わりました。
最近の電動ガンは性能が良く、よっぽど調子が悪いのを持って行かない限り途中でぶっ壊れるという状態にはならないと思います。
先ほども書いたように、一瞬弾切れが不安になる瞬間がありましたが、CZ75は25発ぐらいしか1マガジンに入らないので、ライフルの弾が切れたらもうそこでゲームは実質終わったようなものです…
ちなみに、OPSさんはフィールド内にマガジンに入っている以外のBB弾を持ち込むのは禁止です。
ローダーもダメ、バラで持ち込むのもダメです。
CZ75はマガジンがもう販売していないようなので、1マガジンで戦わなくてはいけませんが、まぁ、無理w
5.光学機器を利用する
HK416D DEVGRUカスタムにはアイアンサイトが付いていますが、これ、基本的に光学機器が壊れたときの緊急事態に取り付けられているのでは無いかと思ってきました。
簡単に倒せたりできるので、便利じゃね?って思っていたのですが、簡単に倒せるんじゃなくて、簡単に起こせるものなんじゃ無いかと。
基本ダットサイトやスコープといった光学機器を利用するのが前提何だと思われです。
ちょっと狙いが付けにくいっす。
一応狙いを付けてはみましたが、ちゃんと弾着しているかは、サイトから目を離してBB弾の軌跡を目で追いかけて確認してましたw
でも、光学機器って高いしなぁ
悩みどころです。
6.匍匐前進はあまりしない
昔サバゲやっているときには、匍匐前進しまくりでしたが、今は全然しないですね。
てか、匍匐前進している人を見かけませんでした。
最初はマガジンがやたらと長いので、匍匐前進するときに邪魔じゃね!?と思っていましたが、全くしないので邪魔じゃ無いですw
木の陰に隠れているときに敵に狙われて丸まっているときにマガジンの底に土が付いたくらいですw
匍匐前進をしていると簡単に見つかって蜂の巣にされそう…
あと、OPSさんのブッシュって小さい竹?熊笹?のような堅めのブッシュなので、匍匐前進すると、硬い枝が身体に突き刺さりそうに。
OPSさんではあまり匍匐前進しないです…
てか、みんな戦闘ベストの前の部分にいろんな道具をくっつけているので、アレではそもそも匍匐前進することを前提にしてないですよね。
確かに実戦部隊の連中も匍匐前進しやすそうな格好してなかったような気がする。
最近の戦闘では匍匐前進はしないものなんでしょーか。
7.初期に好位置を取る
ここからは、装備品についてでは無く、ゲームの進行についてです。
今回が初参加のため、マップが全く頭に入っていなかったので、何処が重要地点で何処が隠れやすいとかちっとも分かりませんでした。
そのため、ゲーム開始時にはゆっくり前進部隊の後を追って移動していたのですが、前進部隊が戦闘始めてしまうとほとんどその場に釘付けになります。
何故かと言えば、前進部隊も安全地帯でお団子状態になっているため前進しても隠れる場所が全くないから。
少しでも安全で、少しでも戦闘に参加できそうな場所を探して少しずつ移動するのですが、もう危ないったらありゃしない。
流れ弾はガンガン飛んでくるし、前だけ見ていると横が危なかったりと、前線で無くても危険が一杯。
ゲームスタート時に、頑張って前進して少しでも良い位置を奪取すべきでした…
8.横と縦の連携をとる
今回赤チームに所属して戦闘してましたが、赤チームは運営側が動揺するほど一方的な大敗を喫っしていました。
何でなんだろう?と、やられてしまった後に、すぐにセーフティエリアに戻らず、観戦エリアから黄色チームの攻撃を見ていたのですが、有機的というか、各員の連携がきちんと取れています。
まずは、横同士の声かけがしっかりしてます。
何番バリケードに敵が何名いる、自分が援護する、といった情報を的確に伝達してました。
横方向の情報伝達ができていると、側面からのカウンターも受けにくいので非常に有効だと思います。
先に書いた、フラッグ戦での左翼が抜かれた時も、抜かれた時点ですでに危険な状態だったので、危険な状態に陥る前、左翼前面の敵圧力が増大した時点で横連携取っておくべきだったと思われです。
連携ができていたら、中央部分から左翼に浸透している敵部隊に側面攻撃が仕掛けられたかもしれないです。
あとは縦方向ですね。
前進した味方に声をかけたり、前進した味方が後ろにいる味方に前方の様子を的確に伝えて攻め上がって行っていました。
ん~やっぱり戦場を制するのは情報なのね。と思い知らされました。
今回は初参加だったので、声をかけて良いものやら悩んでいましたが、次からは積極的に声かけして味方と情報共有をしていきたいと思います。
9.声をかける
8の戦訓とモロかぶりですが、結構みんな黙々とゲームしているので、黄色チームに各個撃破されているような状態が続いておりました。
連携の効いた縦深を切り崩されるというよりかは、ばらばらと行動しているメンバーを一人ずつ確実に討ち取られながら前進されてしまっているっていう感じでした。
これも、声による情報共有をそれに基づく役割分担ができておらず、そのために効果的な動きができなかったっていうことだと思います。
もっと声をかけるべきだったなぁと後悔。
でも、自分も初参加で一人だったので、声をかけるのにかなり勇気がいる状態でした…うううん
これからは勇気を出して声をかけるべきですね。
10.体力向上に努める
あーこれは本当に申し訳なしといった感じです。
フィールドが小高い丘の上にあったため、そこまで移動するのに体力を消耗し、且つ1ゲーム目ですでに足が痛くなるという日頃からいかに運動していないかがモロに露呈した結果となってしまいました。
そのため、2ゲーム目からはランニング程度も厳しいという状態に。
バリケードからバリケードへの駆け足はできるのですが、それ以上の体力無し!
1回、勢い余ってバリケードに突っ込んでしまい、運営側から、「バリケードが壊れちゃう」って注意されました。
すんません、意図的じゃ無くて、足が言うこと聞かなくて止まれなかっただけなんです、嘘じゃ無いっす;;
ゲームの翌日はもうヒドイ筋肉痛に悩まされ、階段を降りるのも辛い状態です。
特に太とももが痛い。普段からよく歩くようにはしているんですが、どうやら歩くのとは違う筋肉使っているみたいですね…
これではイカン!と思うので、普段から筋トレして、少しでもゲームに付いていけるような体力を付けたいと思ってます。
場合によっては、プールで水中ウォーキングでもやろうかなとか思っている次第。
まとめ
戦訓をまとめてみましたが、如何だったでしょうか。
結局一言で言えば、積極的に頑張れってことですねw
装備品云々の所は、ちょこちょこと買いそろえていきたいと思いマスです。