PowerShotNの一番の特徴的機能であるクリエイティブショットを試してみました。
クリエイティブショットとは
クリエイティブショットとは、簡単に言うと、PowerShotNが勝手に写真にエフェクトをかけて取る機能です。
ただ勝手にエフェクトがかかった写真が撮れるというのではなく、加工がかかっていないオリジナル1枚+各種エフェクトがかかった写真5枚の計6枚が撮れます。ただ、オリジナルにエフェクトがかかるだけではなく、1回のシャッターで連続して3枚ほどの写真を撮っているようで、高速でシャッターが何枚か切れる音がします。
おそらく、露光やフォーカスの当て方を変えて撮影するためだと思われます。
あと、勝手にトリミングやズームもしてしまいます。
この機能を使うことによって、スマホアプリにあるInstagramのようなエフェクトのかかった写真が何枚も撮影できるというわけです。
そして、スマホとのWi-fi連携機能を使えば、気に入った1枚をすぐにスマホに転送し、ソーシャルネットワークにアップできます。
おそらくこれが最もキヤノンが訴求したかったポイントだと思います。
この機能があることで、スマホとデジカメの中間を埋めることができ、良い画質の写真を手軽に、その場でソーシャルネットワークにアップしたいというニーズが満たせるし、自宅に帰ってカメラから写真を取り込めば、高画質の画像をブログにアップしたいというニーズが満たせるからです。
この機能は結構面白く、この機能を試してみたくてこのデジカメを買いました。
今までは一眼レフである程度意図的に構図とかを決めて撮っていましたが、このカメラはそんなのお構いなしに勝手に写真を撮ってしまう。そこが非常に面白い。
というわけでいくつか写真を撮ってきたので、オリジナルと、カメラが加工してくれた写真をいくつか載せてみようとおもいます。
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オリジナル写真 |
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クリエイティブショット |
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クリエイティブショット |
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クリエイティブショット |
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クリエイティブショット |
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クリエイティブショット |
カメラがトランスをメイン被写体と判断したようで、そこをアップにしたりしていますね。
何故ローキーで彩度が薄めにしたのかは不明…トランスが寒々しく感じたんでしょうか。
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オリジナル |
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クリエイティブショット |
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クリエイティブショット |
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クリエイティブショット |
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クリエイティブショット |
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クリエイティブショット |
タリーズで撮ってみました。
コーヒーがアンニュイな感じになってますね。
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オリジナル |
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クリエイティブショット |
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クリエイティブショット |
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クリエイティブショット |
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クリエイティブショット |
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クリエイティブショット |
こちらの写真は吉祥寺駅の駅改修工事に使われているクレーンを写したものです。
カメラはクレーンがメインと判断したようで(あってます)、アップにしてみたりしてます。
あと、夜なのか、赤外線写真っぽく撮ったのもあって面白いです。
他にもいろいろなシチュエーションでとってみましたが、わざと被写体を外したり、そもそもメインの被写体を間違って追跡しちゃっているものとかあって結構面白い機能だと思いました。
どういうアルゴリズムになっているのか、いまいちわからないんですが、撮影された状況や被写体を総合的に判断して、うまく状況にあわせてみたり、あえてはずしてみたりして写真を作り出しているようです。
そのへんの仕組みが説明書でも全く解説されていなくて、どういうエフェクトがどれくらいあるのか、いまいちよくわからないんですが、それが結構楽しみだったりします。
あと、今のところ、自分のPowerShotNは、写真の四隅が黒っぽくなるレンズ効果を使うのが好きみたいです。
いろいろ撮ってみて、面白い写真がとれたらアップしたいと思います。
結構「使える」デジカメです。