レスポンシブWebデザインにしたことでユーザの行動に変化はあったのか

summary

レスポンシブWebデザインに対応したことで変化がありました

昨日に引き続きレスポンシブWebデザインのお話です。
何故自分がレスポンシブWebデザインにブログを対応させようと考えたのか、というところからちょいと説明したいと思います。
以前のブログは決してスマホを見捨てていたというわけでは無く、Jetpackについていたモバイル対応のテーマを表示しておりました。
スマホでもきちんとスマホ用の画面が見れておりました。

年明けぐらいからでしょうか、PCからのアクセスとスマホからのアクセスが拮抗するようになってきておりました。
そのときは、「まぁ、スマホからでも画面が見れているんだから問題無いべ」ぐらいに考えていました。

んが、GoogleAnalyticsのデータを見て愕然。
PCの平均滞在時間1:30に対して、スマホの平均滞在時間が0:30と、1/3程度しかありません。
ハッキリとした理由は分からなかったのですが、1つ考えられるのが、Jetpackの画面がスマホからすると見づらいのではないかということでした。

そのため、スマホにも見やすい画面を作ろう!とレスポンシブWebデザイン対応に乗り出したというわけです。
あと、スマホでも広告載せたり自由にやるには、自分でテーマは用意した方が良い、という判断もありました。

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レスポンシブWebデザイン対応前

レスポンシブWebデザイン対応前のスマホの各種指標はこんな感じです。

■2013/03/19~04/18

  • 直帰率:85.55%
  • ページ/セッション数:1.40
  • 平均セッション時間:00:00:31

直帰率とページ/セッション数は、まぁこんなもんかっていう感じですが、平均セッション時間は短い…
画面が見づらくてさっさと帰っちゃうか、他のページ探しちゃうかそんな感じだったんでしょうか。

レスポンシブWebデザイン対応後

レスポンシブWebデザイン対応後のスマホの各種指標はこんな感じです。

■2013/04/19~05/09

  • 直帰率:83.68%
  • ページ/セッション数:1.41
  • 平均セッション時間:00:02:07

直帰率が若干減っているっていうのもありますが、平均セッション時間がなんと4倍!
これにはビックリ。
ちなみにPCの平均セッション時間も同じくらいにアップしていました。

レスポンシブWebデザイン対応をするときに、特にフォントの大きさや、行間の広さなどなど読みやすさをいろいろと考えて作成を行ったので、じっくり読んでいただいているということでしょうか。

特に、金土日に平均セッション時間が長くなるという傾向があるので、時間があるときにじっくり読んでもらえるようになってきているのかなー
なんて漠然と考えております。

まとめ

レスポンシブWebデザインに対応して、正直ここまで効果があるとは思ってもみませんでした。
自分の場合、レスポンシブWebデザイン対応した直後に書いた、「ひらくPCバッグ」の記事を「まとめ」で紹介していただいたこともあってその日を境にぐっとアクセスが伸び始めるという嬉しい誤算があったりしたので、その影響もある程度含まれているとは思います。

しかしながら、レスポンシブWebデザインをしたのは、ユーザビリティを向上させるためというのが主眼でした。ユーザのことを考えて、デザインにしろ、記事にしろ、ブログに携わるということの重要性を再認識させられました。

見てくださる方のことを少しでも考えてデザインする、記事を書くと言うことを怠ってはなりませんね。
日々の戒め。

そのあたりの、ユーザビリティとか見やすさとかの基礎を習ったのは、こちらの本でした。
この本を読まなかったら、結局テクニック重視で終わってしまっていたかもしれない…