Bluetoothテザリングでいろいろ捗る
最近、ノートPCやら、Wi-Fi版iPadminiRetinaを持ち出して作業したり、Web閲覧することがあるのですが、そんなときに利用しているのがBluetoothテザリングです。
これが、非常に便利でして、Wi-Fiテザリングよりも良い感じです。
というわけで、今日はBluetoothテザリングについて触れてみたいと思います。
Bluetoothテザリングのここがいい!
接続が簡単
ちょっと前の記事でBluetoothテザリングの設定について書きましたが、1度設定すればもう使うのは簡単。
ネット接続をしていない機器から、Bluetoothで接続してあげれば、スマホ側が自動的にBluetoothテザリングを求めているんだな、と判断、自動で接続してくれます。
そのため、Wi-Fiテザリングを行うときのような煩わしさが一切ありません。
Bluetoothテザリングをするときに、スマホに触る必要が無いので、ポケットやカバンに入れたままにしておいても全く問題無し。
繋ぎたいときに接続し、切断したいときに簡単に切断できるので無駄なパケットも押さえることができます。
Wi-Fiルータを使っているときのような使用感なので、スマホを簡易ルータ代わりにしたい人にはうってつけだと思います。
バッテリに優しい
先日、ちょっとノートPC持ち出して、ファミレスでいろいろと文字打ち関係のことをして、意識高い社会人ドヤァをしていたのですが、そのとき1時間ほど利用して、XperiaZ2のバッテリ消耗は10%ほど(ちなみに須スマホで音楽聞きながら作業してました。10%の中にはその分も入ります)、VAIOPro11のバッテリ消耗は15%ほどとかなり機器のバッテリに優しいです。
Wi-Fi接続の時のバッテリ消費を調べていないので、ちょっと印象になってしまうのですが、Wi-Fiテザリングに比べて、スマホ側もPC側もバッテリの消費が少ないような感じがします。
速度はまぁまぁ
Bluetoothテザリングの最大のネックは通信速度でしょうか。
理論値で3Mbps、実行速度で大体1.5Mbpsといったところです。
最近のWi-Fiだったら、300Mbpsとか理論値でいけますし、ネットの速度も光回線なら100Mbpsとか平気でいくんじゃないんでしょうか。
それに比べたらBluetoothテザリングはハッキリ言うと遅い、のですが、実際に使ってみて遅さを実感することはありませんでした。
確かに、Wi-Fiに接続していた機器をBluetoothテザリングで接続してみると、感覚の違いから「もっさり」していることに違いはないのですが、許容範囲内のもっさり感です。
ノートPCでエクセルファイルを添付したメールのやり取りを行いましたが、特段遅いとも感じませんでしたし、OneDriveへのアクセスも特に困ることはありませんでした。
よっぽど速度を求めている人で無い限りは問題の無い範囲だと思います。
バッテリ重視の人にはBluetoothテザリングがオススメ
ちょくちょくBluetoothテザリングを使ってみての感想としては、バッテリの消費に敏感な人で、速度にあまりこだわっていない人はBluetoothテザリングがオススメということです。
もちろんスマホのデータ通信量が契約の範囲内に収まっているということが前提ですが…
ちなみに、ファミレスで作業したり、カフェで作業したり、旅行の時に新幹線の中でiPadを使って旅先の情報を調べたりという使い方してみて(決してヘビーな使い方じゃないけれど)データ通信量は317MBでした。
それなりに恒常的に使っていると、数GB単位にいってしまいそうな感じですが、それほど頻繁にテザリングは使わない、いつもデータ通信量が契約している容量よりも大幅に下回っている、という人であれば試してみる価値ありありです。