ミニクーパー(F56)のオートエアコン

車を買い換えました

唐突ですが車を買い換えました。
5年間お世話になった2代目コペンから、ミニクーパーS(F56)3ドアに乗り換えました。

乗り換えた経緯とか、コペンのこととか、ミニクーパーのこととかはまた記事にするとして、今回はミニクーパーにして驚いたことを書きたいと思います。

オートエアコンがオートじゃない


問題はこれ。
ミニクーパーには、今時の乗用車では普通のオートエアコンが搭載されています。
コペンにも付いていましたが、ミニクーパーのオートエアコンはコペンのとは違ってデュアルエアコンってところがポイント高め。
とはいえ、コペンがデュアルエアコンだったとしても対して意味なかったと思います。室内が狭いから。
ミニクーパーのエアコンはよく効くし、デュアルだしで申し分無いな、と思っていたら全然意味分からん機能に遭遇。

それがオートエアコンの機能。

写真がオートエアコンONの状態。
光の反射でわかりにくいですけれど、真ん中のダイヤルに付いている「AUTO」という部分のLEDが緑色に光っているのがわかると思うんですけれど、これがオートエアコンが入っているよのインジケーター。
パッと見は普通ですよね。
しかし、よく見ると、「AUTO」表示の左上にオレンジ色の光が点灯しているのもわかると思うんですが、なんとこれ、風量設定のインジケーター。
AUTOなのに何故風量設定のインジケーターが???
AUTOにしたら風量も自動設定になるんじゃないの???

ミニクーパーが納車された時にオートエアコンにして、この風量設定を最小にして使っていたんですが、全然風量が大きくならない。
てか、オートエアコンって、設定温度に達するまでは比較的強い風量で稼働させて設定温度に達したら風量を下げるという挙動をするものだと思い込んでいたので、最初は壊れているのかと思っていました。
説明書読んでも特殊な感じでは書いていないし。

この時点で薄々感じてはいましたが、納車後1ヶ月点検時にディーラーに持ち込んだ際にディーラーマンにオートエアコンについて聞いてみると、こんな回答が返ってきました。

「ミニのオートエアコンは最大風量が設定でき、設定温度に達するまでは設定された最大風量で稼働し、設定温度に達したら徐々に風量を弱くする」

とのこと。
今のミニクーパーはBMWが製造していますが、他のBMW車もこんな感じのオートエアコンらしい。
他のBMW車に乗ったことはないから本当なのかは分かりませんが。

BMWのこだわりなのか何なのかよくわかりませんが、オートなのに調整の余地を残すのが合理的な考えなんだろうか。
ともかく原理が分かってしまえばなんてことは無いし、エアコンもキチンと効くので問題無いです。
でも、ものすごくモヤモヤする。

あと、コペンは0.5℃刻みで温度設定ができましたが、ミニクーパーは1℃刻みでしか温度設定ができません。
高い割には大雑把だなぁと思う所もありますが効くのでヨシとします。
エアコンの風切り音は結構ウルサイですが。


ちなみにAUTOじゃないときにはこんな感じで光ります。