Webページを見ていて楽しい不思議な会社それがLIGさんです。
どういう経緯で見つけたのかはっきりしないのですが、おそらく下記記事が、はてブでホットエントリーされていたことをきっかけにして見つけたんだと思います。
結婚のご報告。30年彼女がいなかった僕が、秒速で結婚できた理由。 | 株式会社LIG
おそらくこの記事だったかなー
正直なところ、この記事自体にはそれほど興味がなかったのですが、LIGさんのページはブログのようなページになっていて、社員の方と委託している(?)ライターさんが書いた記事が毎日のように更新されています。
ためになる記事から面白記事まで実に多彩で、特に面白記事は本当に面白いです。
で、何故自分がここまでLIGさんのWebページに反応したかというと、昔アスキーの月刊雑誌に「ログイン」というものがありました。今は無き雑誌ですが、実は「ファミ通」がこの「ログイン」の1コーナーであり、スピンアウトし、雑誌となり、母体よりも長く雑誌として続いているという皮肉な結果に…
あ、話がそれた。
「ログイン」はPC雑誌なんですが、いわゆる月刊「アスキー」のようなガチガチのPC雑誌ではなく、ライターがPCとはほぼ関係無いような記事ばかり執筆していて、しかもそのすべてが馬鹿馬鹿しくて面白いという雑誌で、高校生だった自分は毎月発売を首を長くして待っていました。
その「ログイン」のノリにかなり近いものを感じるんですよね。このLIGさんの記事。だから、めっちゃ面白くて、ついつい毎日ページチェックしてしまいます。
企業のページなのに毎日チェックさせるとは。さすがです。
雑誌のようにいわゆるタイアップ記事のようなものがあり、ステマなんですが、記事でははっきりと登場人物が「ステマだぜ」と言ってしまっており、神々しいほどのステマっぷりです。
普通の戦闘機に「ステルス」って文字を書いただけという状態。
通常なら、読み手側が「ああ、大人の事情なんだな」というところを察知して読む部分がすべてあからさまにされていて、だからといって開き直った感じも、変な感じに媚を売ったような感じにもなっていない、ほどよいラインをついた、実に上手い作りになっていることにも感心させられます。
LIGさんは、Web関連のサービスを提供されている会社ですが、通常の広告媒体を使うことなく、上手く認知度を上げているところに戦略的なうまさも感じます。
自分たちはこういうことができますの「こういうこと」が実に上手い形で表現されていて、それがコンテンツでもあり、宣伝媒体でもある、という、自分でも書いていて唸ってしまうほどやり手の手法だと思います。
しかも、記事も面白くまとまっていてついつい読んでしまいます。
どうしても、こういったものって、内輪ネタなどに終始して書いている人は面白いけど、読んでいる人は置いてけぼりになってしまうケースが多々出てきてしまうんですが、LIGさんの記事はきちんと面白い箇所を外さず、しかもきれいに見せているなぁ~と関心してしまいます。
でも、エキサイティング身支度はちょっとギリのラインでしたけどw
(直接コーヒーを飲んでいるところは笑った。熱湯コマーシャル的なノリで面白い)
目が離せない会社です。