あ、決してdisっているんじゃないんですよ。
すみません写真撮ってもらえますか
何故か自分、観光地とかでぷらついていると声かけられて、写真を撮ってあげるってことがあります(もちろん相手のカメラでね)。おそらく、でっかいレンズの一眼レフ首からぶら下げてウロウロしているからだと思うんです。
それは置いておいて。
この前、じいさまがお亡くなりになり、静岡に戻ったときのことです。
親族がこれほどまで集まることもあんまり無いので、全員の集合写真を撮ろうという話になったんですよ。
最近はみんなデジカメって持ち歩かないんですね、コンデジすら持ってない、スマホで十分っぽいです。
こりゃ、デジカメ業界も大変だわ。
って、また話がそれた。
デジカメ誰も持っていないから、自分が持ってたPoweShotNで写真を撮ろうって話になったんですよ。
丁度そこは、親族だけで食事をしていた会場だったので、食事とかを運んでくれるおねーさんに集合写真の撮影を頼むことになったわけです。
そのおねーさん、PoweShotNを見て固まりました。
当然です。
だって、あるべき所にシャッターがない。
PoweShotNはリングシャッターなので、おなじみのシャッターボタンがないんですよね。
そりゃ、初めてこのカメラ見る人にとっては異次元のカメラ。
初めてデヂカメ使う人が、ピント合わせの半押しに悩む時期があるんですが、それに近い感じ。
そもそも半押しって何?っていうのと同じように、シャッターを切るってどうやるの?っていう状態になりました。
集合写真を撮る前に、カメラのレクチャーから教える羽目になりました。
まず、シャッターリングの説明をして、自分が撮っているところを見せて、ピントが合うとこうなるから…みたいな説明をしてから、そのおねーさんに操作してもらって、きちんとできているか確認してから集合写真を撮ってもらうという流れになってしまいました。
そのおねーさん、途中から半泣き状態で、すいません辞退させてください、って言い出しそうになってた…
PoweShotNはそれくらい初めて見る人には異次元カメラなんですよね。
真正面から見ると真四角だし。
前もとあるレストランで友達の記念写真的なのを撮っていたら、他のテーブルから「あのカメラみたいなのはなんだ!?」ってオジサンの声が聞こえてきたし…
決して気軽に、「写真撮ってもらえますか」と声がかけられないそんなカメラがPoweShotNです。
でもこのカメラ好きなんだよなー
勝手にエフェクトかけてくれるのがステキすぎる。
しかし、後に続くカメラがCanonから出てきませんね、「ニューコンセプトモデル」なんて銘打って売り出されましたが、斬新すぎるコンセプト故受け入れられないまま終わってしまうんでしょうか。
まぁ、一眼レフでばしばし写真撮っている人がある程度お遊びで買うようなカメラって言う気もするんで一般受けしないのも仕方ないんでしょうかね。
Canonのオンラインショップでしか売ってないですし。