一種のアミューズメント、京都市バス
京都にたまに行くので、京都市バスが写った写真があるかなと、ライブラリを探したのですが、それっぽい写真は1枚しか無く…
案外撮さないものなんだなぁ。
京都市バス。
大学生時代6年間京都にいたので、京都市バスにはお世話になりっぱなしでした。
車を持っているわけでは無いので、四条にでたり、京都駅に行ったりするのに、最寄りのバス停から乗れば良いから便利でよく使ってました。
(地下鉄という手もあるけれど、地下鉄の駅まで歩いて20分以上あったので…)
京都市バスに乗っていて何度もビビりまくった経験があるのですが、その中でも驚いたエピソードを2つほど。
人を跳ねた
京都の大学に合格し、母親と下宿探しに京都に来たときのこと。
下宿も無事に見つかり、さて家(静岡)に帰ろうか、と市バスに乗っていたときのこと。
バス停で、清掃作業をしていた市職員(おっちゃん)をバスが跳ねました。
まず、急停車に驚き、人を跳ねたという事実に驚き、それが市バスという公共的交通機関であるということに驚きました。
跳ねられた人は、幸いぴんぴんしており、なんと、怒り狂ってバスの中に乗り込んできました。
そして、バスの運転手とバトル開始。
跳ねられた人「てめー何処に目を付けて運転してんだ!!!!てhたkldfhじゃsどふぁ!!!(関西弁で)」
バスの運転手「てめーこそバスが近づいていることぐらいぁksgはいsdhgふぁ;おしdぐあそ!!!!(関西弁)」
どっちも自らの非を認めません…
バスの中にはそこそこ人が乗っていたのですが、全員「ぽかーん」としてました。
とてもじゃないけれど声をかけられる雰囲気じゃ無い。
そんな状況を、公共的交通機関で目撃するなんて初めてだったので、マジビビりました。
なんか、関西というか、京都という土地の洗礼を浴びたような気持ちでした。
おっちゃんと運転手は途中で疲れたのか、
跳ねられた人「少しは気をつけろよ(関西弁で)」
バスの運転手「怪我無くて良かったな(関西弁で)」
と、最後は何となく仲良くなって和解してました。
あのときは本当にビビった。
まさか、バスが人を跳ねて、しかも、跳ねられた人がバスに乗り込んできてケンカになるとは…
車内放送で暴言
あれは、忘れもしない、3月。
平日の10時ぐらいに帰省のために市バスに乗っていました。
バスの中には自分を含めて、乗客は6人くらい。
ほとんどが女性という状態でした。
バスが今出川を過ぎた当たりで、一人のおばぁちゃんがバスに乗ってきました。
そのおばぁちゃん、足が悪いのか、バスに乗るのがゆっくり。
今はバリアフリーバスとかが当たり前かもしれないけれど、昔は結構車高が高いバスが多かったですしね。
足の悪い人はそれなりに苦労して上がっていたと思います。
で、おばぁちゃん、本当にゆっくり歩いて、座席に着こうと歩いていたのですが、余りにもゆっくりすぎたのか、バスの運転手がしびれを切らし、車内放送で、
「早く乗れババァ!!!!!」
って、叫びました。
バスの中、「シーン」
誰も身じろぎ1つしませんでした。
自分と言えば、車内スピーカーから聞こえてきた罵声が、あまりにも現実からかけ離れているものだったため、現実と聞こえてきた言葉がリンクせず、しばらく呆然としていました。
その後、おばぁちゃんは、近くの席にさっと座り、バスは走り出しましたが、駅に着くまでバスの中、めっちゃ気まずい空気が流れてました…
後にも先にもバスの運転手が客に暴言吐いたのを車内放送越しに聞いたことはありません…
(東京でも、乗客と口論しているのは聞いたことある)
今ではそんなこと無いと思います
自分が大学生だったのって、15年も前の話です。
それ以降、京都の公共サービス(役所も含め)ではいろんな問題が出てきてたこともあるので、今ではきっと普通なんだと思います。
それに、上であげた運転手さんはきっと特殊な2名だったんでしょう…
それ以外の運転手さんは、とってもしっかりと運転されてましたよ!
(と、フォローしてみる)