当分「すき家」に行くのは止めようと思いました


すき家

すき家の問題で第三者委員会の結果が出ましたね

すき家 の勤務の問題については前から言われておりましたが、ついに、第三者委員会の報告書が出ましたね。

内容をざっと斜め読みしたのですが、んまぁ、ヒドイですね…

企業は確かに営利団体なので、利益を追求するの「も」重要なんだけれど、だからといってあそこまでヒドイ従業員の扱いを見たら、もうこの体質が改善されない限りはすき家でご飯を食べることは無いと思います。

てか、絶対行かない。

今までは、会社の帰り道とかにあったので寄っていましたが、意図的に避けるようにします。

ただ、どうなったら健全となったかを判断することが難しいので、改善されたと思われる時期でまた第三者委員に現状報告をして欲しいですね。

この問題については我々も加害者なのか

こういったブラック企業の問題については、特に飲食産業で起こると、「安いものを求めすぎた結果故、消費者も共犯」といった論調が出てきます。
これは、結果論から言えば、正しいと思います。

結果的に、従業員から搾取して安い食べ物を提供されていたわけですから。

しかし、消費者が悪いとも言えないと思っています。
なぜなら、「何故安い食べ物を提供できているのかを知る術がなく」「提供されているものが、善意の第三者に提供されていると考えることに不整合はないから」です。

安い食べ物が、「努力の結果なのか」「従業員を搾取したからなのか」については、消費者は知る術がありません。たまたま今回のすき家のように大問題が起きて、第三者委員会の調査が入らない限りは、客観的な実体を知ることはできないと思って間違いないです。

また、提供されているものがフェアなものであると考えるのも、理にかなった行為です。
いちいち出てきた商品が「産地を偽装しているのでは?」「従業員が苦しんでいるのでは?」と考えていては外食することはできないですし、かといって、家で作るにしても、産地偽装や、スーパーの従業員を搾取しているのでは無いか?といった疑問はつきまとってしまいます。

店側が「○○産」と記載しているのを、我々が鵜呑みにするのは、思考経済の観点からしても理にかなっています。
すべてのことを疑っていたら、何も口にできない。

だから、結果として、我々は加害者かもしれないけれど、それは致し方の無いことであって、一番糾弾されるべきは経営者と自信の成功体験を他人に強要した企業幹部ということになるかと思います。

ただ、今回のすき家の問題については、第三者委員会を立ち上げて徹底調査を行うという、会社側の英断があったからこそであり、このような第三者委員会の調査を行っておらずブラックでは無いと強弁する居酒屋もあるので、このような疑惑が持たれている企業にはできるだけ客観的な情報を公開して貰い、消費者が意図しない加害者に加わってしまわないような仕組みが必要なのかなと思います。

ここまで公開されたら、すき家に言って搾取を続けるか、それを避けるかの選択が消費者にゆだねられることになるので。

自分は、余りにもヒドイと思ったので、当分すき家は避けます…