かゆいところに手が届くキュレーションアプリ
キュレーションアプリと聞くと、なんやらワクワクしてすぐに使ってみたくなってしまう質です。
自分好みに記事を収拾してくれるなんて!と、ワクワクするじゃないですか。
(自分好みに収拾してくれないアプリもあるけれど)
今のところ使っているキュレーションアプリは、
- はてなブックマーク
- Presso
- Vingow
- グノシー
なんですが、どれも一長一短ありまして、どうにもしっくりこない感じでした。
なんだろ、どのアプリもそこそこ良い線まで行っているんですが、「かゆいところに手が届いていない感じ」がしてしまうんですよね。
ちなみに、各アプリは通勤電車の中など、スキマ時間を活用して使っておりまする。
こんなところが「かゆい」んです
「はてなブックマーク」と「Presso」は、はてぶ系のアプリです。そのため、はてぶユーザの好む記事がよく掲載されており、掲載されている情報に偏りがあるのではないか、という気持ちが消えませんでした。
「Vingow」は、妙な偏りこそないアプリなんですが、登録した「タグ」を片っ端から拾ってくるからなのか、記事が重複してタイムライン上に表示されてしまったり(複数のタグが付いた記事が何回も拾われてしまう?)して、タイムライン上に無駄な情報が多く出てしまうのと、タイムライン上に表示できる記事の上限が案外少ないこともあり、情報量的にどうも不足感が否めませんでした。
「グノシー」は、元々のコンセプトは好きなのですが、マネタイズやらコモディティ化を推し進めた結果、全然見ることの無いニュースが表示されるようになり、ちょっと方向性が変わってきてしまったのが残念。今では、「マイニュース」(自分好みの記事が表示される所)しか見てませんです。はい。「マイニュース」は、表示件数が25件と、どういう記事が集まるかよくわからないフィードとしては丁度よい記事数だと思ってます。
あまり当たりのない日はさっとタイトルだけ目を通すだけで、無駄な時間を排除できますしね。
と、まぁ、いろんなキュレーションアプリを使っているのですが、どうにもしっくりこないのです。
欲しい情報を適度に拾ってきてくれる、というただそれだけの機能が欲しいだけなんですけれどね。
ちなみに、アルゴリズム的には「Vingow」が一番好きです。
ただ、先に挙げた挙動とタイムラインの制限がどうにも「Vingow」の自分の中での価値を下げてしまっているんですよね。
自分にぴったりのアプリを教えて貰いました
「キュレーションアプリどうしたもんじゃろ」とモヤモヤしているタイミングで、白ヤギコーポレーションの方が当ブログを見てくれていたらしく、「よかったら「カメリオ」の記事を掲載してくれろ」との連絡がありました。
「カメリオ」については、「やまもといちろう氏の記事」を見ていたこともあり、存在は知っておりました。
白ヤギコーポレーションの方が連絡くれたわけだし、「せっかくだから」と、iPhoneに「カメリオ」をインストールして、早速使ってみました。
使用する際には、個人的な好みを解析するため、「Facebook」か「Twitter」(もしくはその両方)と「カメリオ」を連携させる必要があります。自分は「Twitter」との連携を選択。「Facebook」は当たり障りの無いことしか書いていないため、正確な好みを分析するのは難しいだろう、ノイズになりかねん、とあえて外しました。
精度の高いキュレーションアルゴリズム
解析された好みは「おすすめ記事」として抽出されます。この「おすすめ記事」が結構精度高いです。
あと、マイテーマの一番下に、「Facebook」「Twitter」から解析したオススメテーマも見つける機能もあるのですが、これもまた精度高いです。
今あるマイテーマは、ほとんどこの時に提案された「テーマ」から拾ってきました。
なかなか精度の高いキュレーションアルゴリズムにビックリ。
ちなみに、「テーマ」は好きなように並べ替えることができますよ。
「カメリオ」のここがいい
自分が「カメリオ」で一番好みなのは、「テーマ」ごとに表示される記事の上限が多いこと、です。
キュレーションアプリに表示される記事をすべて丁寧に読むことはしてません、タイトル見て、気になる記事だけ拾ってます。情報のザッピングをしているわけですが、ばばばーっと見ていく上でどうしても欠かせないのは、ある程度の情報量です。
「グノシー」の25件では少なすぎ、「Vingow」はそこそこ多いですが、よく見ると重複記事があるので、結果として実質情報量的には少なくなってしまっています。
その点、「カメリオ」は、「テーマ」ごとに表示される記事の上限が多く、なかなか良い感じです。
あと、「Vingow」では、「テーマ」ごとにスレッドが分かれておらず、1本のタイムラインにすべての記事が流れてきてしまうために、一瞬どんな記事なのかをタイトルから読み取らなくてなならず、これもフラストレーションの元になっていました。
「カメリオ」は、そもそも「テーマ」ごとにタイムラインが存在しているため、特にそのようなことを考える必要も無く、タイムライン上の記事を追っていけます。
時間が無いときには、本当に気になる「テーマ」のタイムラインだけを追えば良いわけで、このことにより、「情報の濃密化(欲しい情報が的確に手に入る)」のと「情報の取捨選択にかける時間の節約」に貢献していると言っても良いと思われます。
そんなこんなで、最初は、白ヤギコーポレーションの方にオススメして貰い使い始めたアプリですが、スキマ時間を利用して情報を得るときにはこのアプリを使うようにしています。
気になった記事を集める機能もあるよ
情報って、眺めているだけだと、すぐに自分の目の前を通り過ぎてしまいます。
「カメリオ」はそんな情報を自分のもとに引き留めておく機能も充実しています。
クリップ機能を使えば、クリップした記事を後でまとめて見ることができます。
また、「Pocket」と「Evernote」にも対応しており、記事を外部サービスにクリップすることができます。
自分は、Webクリップは「Pocket」に貯めるクセがあるので、この機能は本当にありがたい。
「テーマ」に困ったら、「カメリオ」に助けて貰う
今ひとつ自分が興味のあるテーマが分からないという人は、画面下部にある、「オススメ」と「検索」からいろいろなテーマを探してくるのが良いと思います。
「人気のテーマ」「ピックアップ」「定番」「新着」などの中から、気になった「テーマ」を拾ってくるだけ。
これだけでも自分好みの「マイテーマ」ができあがるんじゃないんでしょーか。
テーマクラウドって
閲覧した記事から、テーマクラウドなるものを作成してくれる機能があります。「マイテーマ」画面の一番上を、下に引っ張るだけ。
サバゲのテーマが物珍しく、見まくっていたため、自分のテーマクラウドはサバゲ一色になってますね。
自分の気になった「テーマ」
自分は主に、「ビジネス系」「文房具系(手帳)」「iPhone系」「コーヒー」「Wordpress」「サバゲ」をマイテーマに登録してザッピングしてます。
「ビジネス系」「文房具系(手帳)」が、仕事関係で、それ以降は趣味っていう感じですかね。
「サバイバルゲーム」っていう「テーマ」なんですが、サバゲだけの記事というわけでなく、「サバイバル」っていう単語が含まれる記事をピックアップしてくるようで、何故か映画の記事が多数含まれておりました。
この辺の精度向上がどうなるのか、楽しみであります。
まとめ
いろんなキュレーションアプリを使ってきましたが、この「カメリオ」が一番自分にあっていて、使いやすいです。
今まで他のキュレーションアプリに感じていた「かゆいところ」に手が届くアプリだと思います。
オススメされて使ってみましたが、たった1日で「こりゃ使える」と直感するなどとは思ってもみませんでした。
こんな辺境の地にあるようなブログを見つけ、声をかけていただいた白ヤギコーポレーションの方に、感謝です。